行列のできる『オクノホソミチ』の正体を暴く!

 「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」

ご存じ!松尾芭蕉の『おくのほそ道』の冒頭だ。芭蕉が崇拝する西行の500年忌にあたる年に江戸(東京)を出発して奥州(東北)~北陸地方を旅しながら岐阜の大垣に至るまでの全行程2400㎞、おおよそ150日間の旅の様子を文章や俳句にしたためた「紀行文」として有名である。

私はこのルートに登場する地域を訪れたことがないが、いつかは行ってみたいと憧れている。


一昨日の話、銀座で用事を済ませ、ブラブラしていたところ長い行列に出くわした。何か面白いものでもあるのか?!興味そそられるまま、先頭を確認してやるぞっ!と意気揚々たどっていくと・・

達筆な文字の立て看板にぶち当たった(^_^;

『あ~!!!そうか?!』と閃いた。みんなもひらめくと思うけどね(笑)

ごそごそとiphoneを取り出して日柄をチェックすると「一粒万倍日」

なるほど~!!

さらには「大安吉日」じゃないかっ!!

只今ドリームジャンボ絶賛販売中!!

一昨日の行列とは比べものにならないくらい・・本日の並びは大したことない☆

ここ、1960年オープンでとても有名な宝くじ売り場らしい。日本で一番億当選者が出ることで有名なんだとか!!それも、お日柄の良い日は1番窓口に人が殺到するらしく、一昨日出くわした状況になるようだ。


月日というものは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた、旅人のようである。


『イチ番窓口はここでいいの?』ガードマンにさりげなく尋ねて並んでみた♪
特に今日は何の日でもないからな~(..;)期待薄かもしれないけれど、まあ、良しとしよう!


私もまた、旅人也・・・σ(^◇^;)